![[HipHop,ALBUM] SUGAR CRU × DJ GEORGE / COLD AS ICE](../../../img/store/180px/others/coldasice.jpg)
部類 : HipHop,Album
品番 : FICD-004
価格 : ¥1,800 - (税込)
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ドラム缶に目一杯詰め込んだ“汚れた言葉たち”が、DJ GEORGEの火の出るようなハードコア・ミックスで暴れ出す!
これがレペゼン静岡、青葉ストリートの裏の顔=SUGA SUGA CRUだ!!道をアケナ!!!そして、凍てついた街にHipHopの松明を翳せ!!!!
(新曲フル・ヴァージョンも3曲収録した、新曲・未発表満載トータル79分の大作)
「地元をレペゼンするのがHipHop」・・・だが、その方法は人それぞれだ。何らかの事情で移り住んだ地が地元になることもあれば、地元に還元するために“中央”に出稼ぎするパターンもある。
そして、関東に程近い中部・東海地区の静岡は清水(現在は“区”)育ちの彼ら=SUGAR CRUは、その地元に根を生やす道を選んだ。
90年代後半にバトルやコンテストで台頭した、その“黒の軍団”は数回のメンバー・チェンジを経て、昨年1stアルバムとなる『Tha Street Addiction』を自身のレーベル“MO HARD MUSIC”からリリースしている。
その駿河国ならではの“次郎長スタイル”・・・
つまりリリック&ビートという武器は武闘派でありながらも頭脳派で、志を共にする者達とはエリア問わずリンクする、というアティテュードはその作品にも色濃く表れていた。
いや、その意味では届けられたばかりのこの『Cold As Ice』の方が、より解りやすいのかも知れない。
東京からはSIMON、bay4kに、龍星會繋がりの神(妄走族)、大阪からはMMT(4WD/KING-P/T-es)、WOLF PACK、韻踏合組合のHIDDADY、THE 9 FAR EASTといった現場でリンクした猛者たちがそれぞれ参加し、それらのブランニューを中心とした本作は、正式な2ndアルバムではないものの“ミックスCD”という方法論で主役たる“彼ら”の魅力を伝えるに十分な内容、だからだ。
SUGAR CRUの魅力・持ち味、それは持たざる者たちの闘争、その経験に基づくストリート・ドラマ「ろくでなしブルース」を、ラップとビートの両輪でストレートに打ち出せる点にある、と思う。その“やりクチ”は、実に男臭く、しかもかなりの“濃い口”である。
そう、かの街の名物=おでんのような、漆黒の出汁の如く。
かつて青葉公園通りには、おでんの屋台が軒を連ね、その壮観な様は無敵艦隊と喩えられていたのだが、その地元で、プロダクション、レーベル、イヴェント・オーガナイズ、セレクト・ショップ、クラブ VIGO BLACKの運営とあらゆる角度からヒップホップ・カルチャーの伝播に務める彼らSUGAR CRUが目指すのもズバリ現代版、いやヒップホップ・ジェネレーション版の無敵艦隊なのではないだろうか。
つまりは、地元シーンの活性化のみならず、他県からも人を集める“名物”的な存在。
今回DJミックスを担当したGEORGEも彼らの主宰する静岡のパーティでも幾度となくプレイし人気を博しているだけに、この人選に納得するファンも多いことだろう。
それに、彼らの1stはGEORGEを擁するFOCUSのスタジオにてHi-A+Production(VAXIM/DJ NAOtheLAIZA)の2人がREC&MIXを行っただけあって、その信頼関係も推して知るべし、である。
自身のダブ(スペシャル)を含めて日本語ラップを現場で、そしてUSENなどのメディアでもプレイし続けるGEORGEいわく「自分のミックスで言えば、MOBB DEEPのベスト・ミックスに
近いというか・・・彼ら自身がMOBB DEEPに近いところもあって。
自分としてもヒップホップの1番好きなところというか、基本となるものを改めて提示できた」だけに、その構成もメガ・ミックス込みでかなり手の込んだものとなっている。
こうした動き(援護射撃)にも象徴的な様に、SUGAR CRUが真の無敵艦隊となる日は意外と近いのかもしれない。
2007年12月 二木 崇(D-ST.ENT)